フォース・インディアのポール・ディ・レスタとエイドリアン・スーティルが、韓国インターナショナル・サーキットで行われるF1第14戦韓国GP(10月6日決勝)に向けて意気込みを語った。
Q:シンガポールから1週間がたちましたが、調子はどうですか?
ディ・レスタ:まだ鮮明に失望感が残っているよ。ああいうレースの後では、できるだけすぐにまたクルマに乗りたいものさ。レース後、ヨーロッパに戻って、これから今シーズン終盤を戦うためにいくらかトレーニングをしたんだ。10月は1年でも一番忙しい月になるし、今後2か月はずっと旅をすることになるから、家で充実した時間を過ごせたのはよかったよ。
Q:韓国のサーキットはあなたにとって楽しめるところですか?
ディ・レスタ:独特なサーキットだけど、もちろん運転するのが楽しいところだね。3つの区間はどれもすごく違っているんだ。ヘアピンから立ち上がる長いストレート、いくつかの高速コーナー、そして腕が試されるもっと低速の部分もある。
ディ・レスタ:タイヤの組み合わせはシンガポールと同じだから、それらがどういう働きをするのかが興味深いね。僕たちはスーパーソフトではいつも調子がよかったけど、ミディアムコンパウンドにはだいぶてこずらされた。今週末はそれを変えられることを願っているよ。
Q:シンガポールでは厳しい週末でしたが、1ポイントを獲得できたのは報われた気分でしょうね。
スーティル:1ポイントを取るためにすごく苦労したよ。それは間違いないね。決勝ではミディアムでスタートしたんだ。戦略的に何か違うことをやるためにね。そしてそれがとてもうまくいったよ。
スーティル:レース終盤にはポイントを狙って数珠つなぎになっていたクルマの真後ろにつけていた。僕のタイヤはひどく傷んでいたから、攻めるのは大変だったよ。だから、長いレースを終えて1ポイントが獲得できたのはいい気分だった。
Q:韓国に向けての考えを聞かせてください。
スーティル:サーキットはすごく好きだし、楽しみにしている。まだ韓国ではそれほどいい結果が残せていないけれど、今年はうまくやりたいと思っている。サーキットのレイアウトはいいし、2つめの区間にはいくつか高速コーナーがあって、いい流れで走ることができるんだ。スーパーソフトがどう機能するか様子を見てみよう。コーナーはタイヤにとってとても過酷だからね。それによって面白い戦略が展開できるかもしれないよ。