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リカルドの後任決まる!? まもなく発表か

2013年10月01日(火)9:19 am

ダニエル・リカルドのレッドブル加入が決まって2014年シートにひとつ空きが生じたトロロッソ。そのドライバーがアントニオ・フェリックス・ダ・コスタに決まり、間もなく発表されるという。

ブラジル『O Estado de S.Paulo(オ・エスタード・ジ・サンパウロ)』紙のF1担当、リビオ・オリッキオ記者が伝えたものだ。同記者は先週末、ダ・コスタが参戦するフォーミュラ・ルノー3.5シリーズ第8戦(フランス)を取材している。

「もはや正式発表を残すのみとなったが、それも数日中に行われる」と、オリッキオ記者は伝えている。

ダ・コスタは、シーズン中盤こそ不振に陥ったが、その後立ち直って、第7戦ハンガロリンクの第2レースに続き、ポール・リカールの第1レースを制している。

「今日は僕にとって重要な日だったんだ」とダ・コスタは語り、次のように続けた。

「フランツ・トスト(トロロッソ代表)から、優勝おめでとうのメッセージをもらったよ」

しかし、おそらく最終的な決定はレッドブルの所属ドライバーを取りまとめるヘルムート・マルコが下すことになるだろう。

「マルコも、僕のF1昇格をとても喜んでくれると思う」と明かすダ・コスタ。

「でも昨年交わした契約書では、僕が走るレースはすべてマルコ次第だ」

「僕は彼(マルコ)にすごく好感を抱いている。厳しい人だけど、表裏がないんだ」

レースを終えたダ・コスタは、このあとイギリスのミルトン・キーンズにあるレッドブルの本拠地に向かう。F1第14戦韓国GPと第15戦日本GPのダブルヘッダーに向けて、重要な役割が待っているのだ。

「イギリスで日が昇るころ、(シミュレーターに)乗ることになっているんだ」とほほ笑むダ・コスタ。

今季フォーミュラ・ルノー3.5シリーズは、総合順位でダ・コスタを上回るドライバーがふたりいる。マクラーレンの支援を受けるケビン・マグヌッセンとストッフェル・ファンドールネだ。

「マグヌッセン、ファンドールネ、ダ・コスタの3人は、いずれも非常に優れたドライバーだ」とスポーツ・チャンネル『Eurosport(ユーロスポーツ)』に語るのは、ルノーの親善大使を務めるアロン・プロスト。

「中でも、マグヌッセンがチャンピオンに一番近いだろうね」というプロスト。マグヌッセンは20歳のデンマーク人。かつてマクラーレンからF1に乗ったヤン・マグヌッセンの息子。

一方、ダ・コスタは22歳のポルトガル人で、レッドブルの育成ドライバーである。

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