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グロージャン、韓国では運が向いて欲しい/F1韓国GPプレビュー

2013年10月01日(火)0:06 am

ロータスのロマン・グロージャンが、韓国インターナショナル・サーキットで行われるF1第14戦韓国GP(10月6日決勝)に向けて意気込みを語った。

Q:韓国に向かうにあたって調子はどうですか?

グロージャン:調子はかなりいいよ。シンガポールではクルマも良かったし、韓国でもいいクルマにできるはずだ。シーズンの終盤になって予選で3位以内に入れたということは、僕たちがまだかなりいいパッケージを持っているということだ。だから、今後のレースでも同じようなペースを示すことができれば僕たちに本当の強さがあるということになるね。

Q:サーキットについてはどう思いますか?

グロージャン:韓国インターナショナル・サーキットで走るのは昨年が初めてだったけど、すごく面白いところだよ。覚えるのはそれほど難しくなかったけど、3つのかなり異なる区間で構成されているんだ。最初の区間には長いストレートがあり、次の区間には高速と中速のコーナーがある。そして最後の区間には市街地コースのような特性があるんだ。

グロージャン:一番難しいのは間違いなくターン11と12だね。あそこをすごく正確に走り抜けるのは簡単なことじゃないよ。でも、全体的にはそんなに悪くないし、E21(ロータスの2013年型車)はあそこでうまくやれると思っている。

Q:この週末に向けて、どのように取り組みますか?

グロージャン:どの週末もそうだけど、できる限りの結果を残したいと思っている。シンガポールで起こったような問題がまた繰り返されないことを願っているよ。ああいうことが起きれば難しい週末になってしまうからね。少しばかりツキが回ってきて、順調に金曜日を終え、予選でもまたいい成績が残せて、日曜日(決勝)でも上位で終えることができればうれしいだろうね。

Q:シンガポールは、今年一番のつらい週末だったでしょうね?

グロージャン:リタイアせざるを得ず、可能性を失ったという意味ではかなりつらい週末の終え方になった。金曜日にはそれほどのタイムが出せず、困難な状態だったけれど、土曜日は予選で3番手に入る素晴らしい結果となった。決勝も問題を抱えてリタイアするまではうまくいっていたんだ。当然、満足できなかったよ。

Q:もしトラブルが発生しなければ決勝はどうなっていたと思いますか?

グロージャン:現実的に見て、2位か3位でゴールできていたと思うよ。セーフティカー導入時にピットインするといういい戦略を実践できていたし、いい位置でレースを終えることができていたはずだ。でも、残念ながら僕のエンジンはその期待に応えてくれなかった。空気圧を失ってしまい、チームはそのためにピットインしてそれを再充てんして修復しようと試みたんだけど、残念ながらそれもうまくいかず、リタイアせざるを得なかった。全く望んでいなかった結末だったよ。

Q:シンガポール後に、どのように気持ちを切り替えましたか?

グロージャン:リタイアは決してうれしいことではないし、表彰台を狙っていたならなおのことだ。とは言え、僕たちにはいいクルマがあるし、いいチームがある。これまでの何レースかで、できる限りすぐにまた上位争いができる位置に戻れるよう頑張ってきていたように、これからもベストを尽くし続けるよ。韓国では僕の方へいくらか運が向いてくることを期待している。

Q:韓国は、今後3回ある2週連続レースの最初のレースになりますが、それはどういう影響がありますか?

グロージャン:2週連続でのレースはかなり疲れるだろうね。でも同時に、移動面に関しては都合がいいんだ。韓国と日本もそうだけど、2レースを同じ時差枠で過ごせるからね。それに、レースの間のちょっとした時間に訪問する国を見られるのもすごくいいね。もちろん、家族から遠く離れてしまうのはうれしいことではないけれど、6レースがすごく接近しているから、面白い形でシーズンを終えることができるよ。

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