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ベッテルの「プールで遊んでる」発言を擁護するラウダ

2013年09月27日(金)9:25 am

今季、4年連続でのF1タイトルをほぼ手中に収めているセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が、ライバルたちに向けて辛辣(しんらつ)なコメントをしたことに対し、そのライバルチームのひとつであるメルセデスAMGの非常勤会長、ニキ・ラウダが擁護する発言を行った。

F1第13戦シンガポールGPで今季7勝目をあげて表彰台の頂点に立ったベッテルを待っていたのは、またしても観客席からのブーイングだった。これに関してベッテルは、そういうことをする人たちは「嫉妬」しているのだとし、さらに、ライバルたちが自分を打ち負かすことができないのは彼らが怠け者だからだと暗にほのめかすように、次のような発言を行っていた。

「たくさんの人たちが金曜の早い時間からプールで遊んでいる間にも、僕たちはここで一生懸命に働いているし、すごく頑張っているんだ」

ベッテルのボスのひとりであり、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコはそのベッテルの発言は「素晴らしく、力強いものだったし、なによりも真実だ」と語り、次のように付け加えた。

「セブ(ベッテルの愛称)はチームがこれまでに行ってきたのと同じ作業量を維持することを望んでいる」

だが、ライバルチームの重鎮でさえ、そのベッテルの発言を擁護している。3度F1タイトルを獲得した伝説的元F1ドライバーでもあるラウダは、『Bild(ビルト)』紙に次のように語った。

「私は彼が言ったことが好きだね」

「率直に物を言うのはいつだっていいことだよ。私はメルセデスAMGも同じように頑張っていると思ってはいるがね」

「だが、彼の言ったことには真実が含まれているよ。ベッテルは大きな野心を抱いているし、チームに影響を与えている」

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