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【F1日本GP特集】鈴鹿での2勝目なるか? キミ・ライコネン

2013年09月26日(木)16:04 pm

2007年のF1王者になりながら、2009年末に突然F1界を離れたキミ・ライコネン(ロータス)。しかし、昨年にロータスから電撃復帰を果たし、今年はタイトル争いに絡む活躍を見せている。

F1への登竜門と言われるF3も経験せず、入門カテゴリーとされるフォーミュラ・ルノーを戦ったのみで一気にF1まで駆け上がったライコネン。2001年にザウバーからF1デビューを果たすと、翌年にはトップチームのマクラーレンへ移籍した。マクラーレンでライコネンは、ずばぬけた速さを見せたものの、マシンの信頼性や競争力不足に泣かされることも多く、タイトルには手が届かず。2007年からはフェラーリへ移籍した。

フェラーリへ移籍すると、いきなり開幕戦で優勝。その後も安定した強さを見せ、当時マクラーレンに所属していたフェルナンド・アロンソやルイス・ハミルトンを抑えてタイトルを獲得した。しかし、その後はタイトルから遠ざかり、2009年限りでF1から離れ、WRC(世界ラリー選手権)へ転向。しかし、2012年にロータスからF1に復帰した。

復帰1年目の昨年は、速さを見つつもなかなか勝てなかったが、終盤戦のアブダビGPでついに優勝。そして今季は開幕戦でいきなり優勝し、その後も安定した速さを見せてタイトル争いに絡むが、ノーポイントに終わったレースが重なったため失速し、タイトル争いから一歩後退した。しかし、これまでの速さに加えて、今年は決勝での安定した強さも目立っているライコネン。鈴鹿での2勝目を目指す。

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