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マッサのF1残留に動くエクレストン

2013年09月25日(水)10:11 am

F1の最高権威バーニー・エクレストンは、今季限りでフェラーリを離脱するフェリペ・マッサが、来シーズン以降もF1に残れるよう熱心に働きかけていることを認めた。

現在F1グリッドで唯一のブラジル人ドライバーであるマッサは来季、フェラーリのシートを失うことがすでに決定している。

マッサのマネジャーを務めるニコラ・トッドは、ブラジルのスポンサー候補と接触し、マッサがロータス、ウィリアムズ、フォース・インディアもしくはザウバーといったチームのシート争いに加われるよう奔走中だ。また、ブラジルのテレビ局『Globo(グローボ)』も重要な役割を担うかもしれないとうわさされている。

ブラジルおよび南米は、F1にとって重要な市場であり、エクレストンとしても唯一のブラジル人ドライバーであるマッサがF1を離れるような事態は避けたいところだ。エクレストンは、『O Estado de S.Paulo(オ・エスタード・ジ・サンパウロ)』紙に「なんとか助けたい。簡単なことではないが、私どもは取り組んでいる最中だ」と話した。

マッサのF1キャリアは、来季の所属先に魅力的なスポンサーを持ち込めるかどうかにかかっているとエクレストンは認める。

「もし、フェリペが複数のスポンサーを獲得できれば、すべての状況は変わるだろうし、2014年もグリッドでブラジル人ドライバーの姿を見られるだろうね」とエクレストンは語った。

さらに、「ブラジルのように経済が好調だと、ドライバーに投資しやすいはずだ」と付け加えた。

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