BMWジャパンは、新たに「4シリーズクーペ」を24日(火)に発売した。価格は604万円から774万円。
新4シリーズクーペは、従来の3シリーズクーペに代わるBMWの新たなクーペモデルだ。BMWならではのショート・オーバーハング、ロング・エンジン・フード、そして、流れるようなルーフラインにより、美しくエレガントなプロポーションを形成。また、先代3シリーズクーペに比べ、全高を25mm下げ、前後のトレッドを大幅に拡大したことでワイドかつ低重心を強調するスタイリングとなっている。
インテリアは、ドライバーに向けてわずかに角度がつけられたセンター・コンソールをはじめ、すべての重要な操作系がドライバーの手の届く範囲に配置されたドライバー・オリエンテッドなコックピットとされた。また、フロントからリアへダイナミックかつ躍動的なインテリア空間を演出するドアトリムラインが施されたほか、後席にはワイドなデザインのサイド・サポートを採用したヘッドレスト一体型の左右独立式リアシートが採用されるなど、スポーティーな雰囲気が強調されている。
性能面では、高出力と経済性の両立が図られた高性能エンジンの搭載に加え、従来モデルから重心位置が約50cm下げられて現行BMWモデルにおいて最も低重心とされたことや、約50:50の理想的な前後重量配分、さらにフロントアクスルにトーションバーが追加された専用サスペンション・システムの採用などにより、スポーティーで俊敏なハンドリング性能がさらに向上され、圧倒的なドライビング・ダイナミクスを実現した。
また、装備面では、歩行者検知機能付きの「衝突回避・被害軽減ブレーキ」や、車速やルート案内などの情報をフロント・ウインドーに投影する「BMWヘッドアップディスプレー」といった革新的ドライバー支援システムが全車標準装備されるなど、優れた安全性も実現している。
基本グレードは、245PSの2リッター直列4気筒DOHCツインターボを搭載する428iと、306PSを発生する3.0リッター直列6気筒DOHCツインターボを搭載する435iの2種類で、それぞれベースモデルに加えて「スポーツ」、「ラグジュアリー」のデザインラインと、スポーツパッケージを装着した「Mスポーツ」が用意され、全部で8モデルがラインアップされる。
<「4シリーズクーペ」のモデルと価格>
428iクーペ/604万円
428iクーペ・スポーツ/624万円
428iクーペ・ラグジュアリー/646万円
428iクーペ・Mスポーツ/644万円
435iクーペ/738万円
435iクーペ・スポーツ/754万円
435iクーペ・ラグジュアリー/758万円
435iクーペ・Mスポーツ/774万円
※428iクーペは右ハンドル仕様、435iクーペは右/左ハンドル仕様
※トランスミッションはいずれも8速スポーツAT