マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われたF1第13戦シンガポールGP、フォース・インディアのエイドリアン・スーティルは10位、のポール・ディ・レスタはリタイアだった。
【結果】F1シンガポールGP決勝、優勝者のタイム、2位以下はギャップ、周回数、ピット回数
■エイドリアン・スーティル(10位)
「きついレースだった。最後は疲れ切ったよ。だから、1ポイントもぎ取れて最高の気分だ。チーム全員にとって少し励みになるよ」
「レースが終わる前の数周で、前にいた何台かの集団に追いついていった。ペレス(セルジオ・ペレス)、バトン(ジェンソン・バトン/ともにマクラーレン)、ヒュルケンベルグ(ニコ・ヒュルケンベルグ/ザウバー)だ。少なくともそのうち1人の前に出るチャンスがあると思っていたけれど、全員タイヤに苦しんでいて、もう攻めることができなかった。氷の上を走っているみたいだったんだ」
「だから、この1ポイントがうれしいし、チーム全員がそれだけの仕事をしたよ」
■ポール・ディ・レスタ(リタイア)
「何の結果も出せずにレースが終わってしまって、本当に残念だ。せっかく貴重なポイントを獲得できる位置につけていたのにね」
「タイヤはうまく使えていたし、レースコンディションでのパフォーマンスは全体的にすごく良かった。セーフティカーがなかったとしても、調子は良かったよ。でも、チームで正しい判断をして、前にいた集団に最後の数周で挑もうとしていたんだ」
「そのあと、7コーナーでアクシデントを起こしてしまった。いまだに何が起きたのか、よく分からないよ。前の周と同じようにあのコーナーに入ったら、クルマは直進して、止まらなかった。何が起きたのか、チームが調査している」