マーク・ウェバー(レッドブル)が22日(日)のF1シンガポールGP決勝後、次戦韓国GP(10月6日決勝)での10グリッド降格処分を受けた。
【結果】F1シンガポールGP決勝、優勝者のタイム、2位以下はギャップ、周回数、ピット回数
レース終盤にトラブルを抱えたウェバーは、最終周に火が出たクルマをコース脇に止めた。そしてレース終了後、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がウェバーを自身のクルマにのせてピットレーンまで送り届けていたが、その際にルールに違反したと判断されたのだ。
統括団体FIA(国際自動車連盟)の発表によると、ウェバーはアロンソのクルマに乗る際、コースマーシャルの許可なくコースに立ち入っていた。これがルール違反だと判断されている。また、アロンソがウェバーを乗せるためにクルマを止めたことで、後方にいたメルセデスAMG勢がクラッシュを避けるため「回避行動を取らざるを得なくなった」として、アロンソとウェバーに戒告処分が下された。
ウェバーにとっては、これが今季3回目の戒告処分だったため、次戦韓国GPでは10グリッド降格することになる。