フェラーリ、アロンソは表彰台を狙う／F1シンガポールGP土曜まとめ
マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われたF1第13戦シンガポールGP、フェラーリのフェルナンド・アロンソは予選7番手、フェリペ・マッサは予選6番手だった。
【結果】F1シンガポールGP予選、Q1、Q2、Q3のタイム、周回数
■フェルナンド・アロンソ（フリー走行3回目6番手／予選7番手）
「今日の結果には驚いていないよ、だって今シーズンは平均して6～8番手でスタートしてレースで順位を上げていく展開になっているからね。明日はまたそれを狙っていくよ。このレースで投入した改良でライバルたちに対してコンマ1秒を削る事ができた。狙っていた通りの効果を発揮する事ができたと言えるね。トップとの差はまだ大きいし、改善もそれほど明らかではないかもしれないけど、エンジニアが仕事をしていないなんて事は言えない。彼らは本当に良い仕事をしているからね」
「明日のレースへの期待はまだ高いけど、今もライバルたちは時間を無駄にしてはいないし、ロータス、メルセデスAMGといったチームもさらに前進している。それだけに、僕らは現実的になって彼らのミスを突くような展開をしていかなくちゃいけないと思っているんだ」
「完ぺきなレースをして、ピットストップの回数とタイヤを賢く選択していい作戦を立てれば、表彰台は射程内だよ。この5年間シンガポールGPでは必ずセーフティカーが出ているから、まさにここでは運が左右すると言えるかもしれないね」
■フェリペ・マッサ（フリー走行3回目10番手／予選6番手）
「昨日と今日のフリー走行3ではかなり苦しんだけど、今日の予選で完全にセットアップを変えたらうまくラップをまとめられるようになったよ。トップとのタイム差は大きいけど、今日は特にレッドブルやメルセデスAMGのタイムに近づくのは難しかった。彼らはグリップ不足で僕ら程苦しまなかったという事と、僕らが高ダウンフォースのコースを苦手としている事も理由の1つだと思う」
「ここでは何が起こるか分からないし、タイヤの減りも激しいから、僕は厳しいレースを予想しているんだ。もちろんいいレースペースで戦える事を望んでいるけどね。年間選手権で上にいくためにできる事はすべてやらなくちゃいけない。今日の予選より、明日の決勝が大事だよ。フェラーリでの最後のシーズンをできる限り良い成績で終えたいから、残りの7レースに僕はすべてをつぎ込むよ」
