2013年F1第13戦シンガポールGPが9月21日(土)、マリーナ・ベイ・ストリート・サーキット(1周/5.065km)で2日目を迎え、現地時間21時(日本時間22時)から行われた予選で、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がポールポジションを獲得した。今季5回目通算41回目。
コースだけが照明で照らされ、夜のシンガポールにコースが幻想的に浮かびあがっているなか始まった予選。Q1序盤からミディアムタイヤでのタイムアタックが続いた。しかし、ベッテルとマーク・ウェバー(レッドブル)、そしてロマン・グロージャン(ロータス)以外はすでにスーパーソフトタイヤを使用した。
Q1で予選を終えた17番手から22番手は次のとおり。17番手ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)、18番手パストール・マルドナード(ウィリアムズ)、19番手シャルル・ピック(ケータハム)、20番手ギド・ヴァン・デル・ガルデ(ケータハム)、21番手ジュール・ビアンキ(マルシャ)、22番手マックス・チルトン(マルシャ)。
Q2ではほかのドライバーがタイムを一度出したあとにコースインしたベッテルが、いきなり1分42秒台を出しトップに躍り出た。来季フェラーリ移籍が決まっているキミ・ライコネン(ロータス)はノックアウトされた。
Q2で予選を終えた11番手から16番手は次のとおり。11番手ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)、12番手ジャン-エリック・ベルニュ(トロロッソ)、13番手キミ・ライコネン(ロータス)、14番手セルジオ・ペレス(マクラーレン)、15番手エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、16番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)。
Q3開始早々、ベッテルが新品のスーパーソフトタイヤを履いてコースイン。Q2と同様に1分42秒台をたたき出す。2回目のタイムアタックは行わなかった。最後はコースコンディションが良くなったが、誰もベッテルのタイムを上回ることができなかった。
2番手から10番手までの結果は次のとおり。2番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、3番手ロマン・グロージャン(ロータス)、4番手マーク・ウェバー(レッドブル)、5番手ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、6番手フェリペ・マッサ(フェラーリ)、7番手フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、8番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)、9番手ダニエル・リカルド(トロロッソ)、10番手エステバン・グティエレス(ザウバー)。
F1シンガポールGP決勝は現地時間22日(日)20時(日本時間21時)から始まる。