F1ドライバーはシンガポールGPで有名な「シンガポールスリング」のレイアウト変更に満足しているようだ。
1カ月前、左・右・左と続く、縁石が高い10コーナーのシケインがシンプルな左コーナーに変更されると報じられた。このコーナーでは、多くのドライバーがクラッシュしており、毎年のように非難の的になっていた。
ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)は、19日(木)にサーキットを歩いてみて新たなレイアウトを確認後、ブラジルの『Totalrace(トータルレース)』に、「良くなると思う」と語り、次のように加えた。
「スピードが高くなったから、安全になったかどうかは言えないな。でも、シンガポールのスタッフはすばらしい仕事をしたと思う」
フォース・インディアのエイドリアン・スーティルは、昔のシケインを懐かしんでいないことを認める。
「僕はだいたい速いコーナーが好きなんだけど、このシケインも好きだよ。今は3速で走る速いコーナーになったね」
「ストリートサーキットにしてはとてもいろんなものに満ちたサーキットだと思うな」
フェラーリのフェルナンド・アロンソは次のようにコメントした。「今は良くなったと思うよ。シケインは少し危険だったからね」
「もしすべてがスムーズに行っていたら問題はなかったけど、問題があればその縁石を取り除くべきだ。僕たちはもう少し安全に改良したんだよ」
「ラップは1秒速くなる。でも以前と同じように楽しくて挑戦しがいがあるね」
そして、20日(金)に初日フリー走行を終えた後も、各ドライバーがレイアウト変更を歓迎するコメントを残している。