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ベッテル、経験不足のリカルドに不安なし

セバスチャン・ベッテル（レッドブル）は、ライバルチームらが2014年のドライバーラインアップでF1選手権3連覇中のベッテルに圧力をかけているとの指摘を一蹴した。

2014年は、フェラーリがエースドライバーのフェルナンド・アロンソにキミ・ライコネン（ロータス）を加えたドリームチームで挑むほか、メルセデスAMGは今シーズンの最強コンビともっぱら評判のルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグの布陣で再び挑戦する。

一方のレッドブルは、F1選手権4連覇がほぼ間違いないとされるベッテルを来シーズンも擁するものの、姉妹チームであるトロロッソ出身のダニエル・リカルドがベテランドライバーのマーク・ウェバーに代わってチームに加入する。

F1史上最大とも言われる規則変更がある2014年は、経験が何よりも重宝されるだろうと見られている。この点で、レッドブルが不利なのではとの憶測をベッテルは軽くあしらってみせた。

イギリスのテレビ局『Sky（スカイ）』に対しベッテルは、「おそらく、新しいことがたくさん導入される来シーズンにおいて、ここ数年のF1での経験はあまり重要ではないと思うよ」と語っている。