2007年にF1チャンピオンを獲得したフェラーリに、2014年から復帰するキミ・ライコネン。チームメートは2回タイトルを獲得したフェルナンド・アロンソだ。フェラーリの決断に疑問を呈するF1関係者が多く、そんな中、フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモーロがライコネンにくぎを刺した。
ライコネンのPR活動、メディア対応、スポンサー対応嫌いは有名で、実際契約でもコース外の活動を最小限に抑えるように交渉している。
アロンソが爆発しかねないのは、ライコネンがチームメートになる事で増える作業の負担だ。
モンテゼモーロは、今週次のように語っている。
「ライコネンのPR活動は勝利であふれている事を願っている。それから、チームへの貢献と勤勉にマラネロに赴く事だ」
チーム別のコンストラクターズタイトルを獲得するには、ともにポイントを稼ぐ必要がある。しかしライコネンは、マシン開発に積極的ではないと見られている。
「アロンソがひとりで肩代わりしてやる事はできないからね」と、モンテゼモーロは締めくくっている。