フェラーリ在籍経験のある元F1ドライバーのアラン・プロストは、フェラーリがフェルナンド・アロンソとキミ・ライコネン(ロータス)を来季起用することについて、「リスクのある決断」と表現している。
「ファンとしてなら、ナンバー1が2人並ぶのはいいことだと言うだろう」とプロストはフランスのテレビ局に語った。
「この選択は、今年明らかに存在するフェルナンドとスクーデリアの緊迫した関係から生まれたものだと思う」
「これでフェルナンドは、誰もが認めるナンバー1ではなくなる。少なくとも最初からそうではない。それと、ステファノ・ドメニカリ(フェラーリのチーム代表)にこうした状況をジャン・トッドやロス・ブラウンのようにうまく処理できる能力があるのかどうか、私には分からない」
「イタリアでは、メディアから大きなプレッシャーを受ける。だから、遅かれ早かれ問題が生じるだろうと私は見ている」とプロストは話している。