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グロージャン「できるだけ多く表彰台に立ちたい」

2013年09月17日(火)15:56 pm

ロータスのロマン・グロージャンが、マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われるF1第13戦シンガポールGP(9月22日決勝)に向けて意気込みを語った。

Q:シンガポールGPへ向けた抱負を聞かせてください。
ロマン・グロージャン(以下グロージャン):シンガポールは素晴らしい場所であると同時に、レースはいつも厳しいものになるんだ。市街地レースは大好きなんだ。街の真ん中でレースをするのは好きだよ。夜にレースをするから、ファンにとっては素晴らしい光景になるね。でも、実は、昼間のような光をコースに当ててくれているおかげでクルマに乗っているドライバーにとってはそんなに変わらないんだよね。あと、シンガポールでめん類を食べるのを楽しみにしているんだ!

Q:ドライバーとして、このレースはほかとどこか違いがありますか?
グロージャン:週末を通してのスケジュールは違うね。僕らはヨーロッパの時間に合わせて動くから、現地時間に合わせないようにしているんだ。だから、シンガポールにはほかのフライアウェイのレースのときと比べて遅い時間に到着する。普段は体内時間を現地時間に合わせて時差ぼけをしないように早めに現地入りするものだけどね。だから、現地時間とはズレがあるけど、しっかり睡眠をとれるんだ。

Q:このレースは例年、年間最長レース時間が記録されますが、そのための準備は何かしていますか?
グロージャン:普段からしっかりトレーニングしているから、ほかのところよりも少々レースが長くなったとしても問題ないけど、とにかく温度と湿度が高いから、常に水分をとって脱水状態にならないように気をつけないといけないんだ。

Q:サーキット自体について聞かせてください。
グロージャン:走っていて楽しいレイアウトだね。特に、最終セクションは気に入っている。ここは縁石も多いし路面も凸凹していてひん繁にブレーキを踏むから、体力を使うレースだね。一息入れる直線がないサーキットなのは確かだよ! このレイアウトと市街地レースであることが、ドライバーとエンジニアにとってのハードルをあげている。必要なグリップ量がつかめないから、セットアップ作業をちゃんとやらないといけない。壁がすぐ近くにあるから、ミスをする余裕はない。でも、それは、限界まで攻めて走るこの市街地コースで、いい走りができると最高の気分になれるってことでもあるんだ。

Q:このサーキットは、自身とクルマの両方に合うと感じていますか?
グロージャン:そうだね、そう思うよ。高ダウンフォースのサーキットは、ブダペスト(ハンガリーGP)でみたように、僕たちのクルマに一番合っているみたいだ。ここ2戦は本当に僕たちのクルマに合わないレースが続いたから、それよりはいい走りを見せなきゃね。

Q:今はドライバー市場のうわさが飛び交っていますね。あなたへの影響はありますか?
グロージャン:僕は自分にできるだけのことをしてチームにとってより良い結果を持ち帰って、自分の価値を証明するだけさ。

Q:シーズン終幕に向けた遠征レースが7戦続きますね。シンガポールGPからまず始まりますが、どのような形でシーズンを終えたいですか?
グロージャン:シンガポールGPから終盤の遠征が始まるね。素晴らしいグランプリが控えているし、忙しい数ヵ月になる。全力でできる限りいい仕事をしたい。レースチームのみんなも、エンストンのファクトリーにいるみんなも、できるだけ上位で今シーズンを終えることを望んでいる。だから、できるだけ多く表彰台に立ちたいと思っているよ。

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