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ライコネン「すべてのレースでプッシュし続ける」

2013年09月17日(火)15:11 pm

ロータスのキミ・ライコネンが、マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われるF1第13戦シンガポールGP(9月22日決勝)に向けて意気込みを語った。

Q:ついに来年の所属先が発表されましたが、これがシーズンの残りの期間にどう影響するでしょうか?
キミ・ライコネン(以下ライコネン):これでもう来年どこで走るのが何度も聞かれなくなるといいね、でも、多分ますます質問が増えるんだろう。僕の今シーズンのレースは何も変わらないよ。できるだけいい結果を出せるように、すべてのレースでプッシュし続ける。

Q:シンガポールGPは楽しみですか?
ライコネン:シンガポールに行くのが本当に好きなんだ。とてもいいところだし、地元の食事も気に入っている。それに、僕はいつもと違う時間にクルマで走ることを特に気にしてないんだよ。その分、早く起きないですむからね。

ライコネン:シンガポールでは3回走ったけれど、まだ借りがあるんだよね。表彰台に立ったことがないんだ。でも、2008年に僕が記録したラップレコードはまだ破られていないみたいだから、別に僕がシンガポールで速くないワケじゃない。あの年は5位争い中にクラッシュして、2009年は10位、去年は6位だったから、今年はもっと上の結果がほしいね。

Q:ナイトレースでは何が違うのでしょうか?
ライコネン:最初の何年かは、時間帯が違うことがやたらと話題に上がるからびっくりしたよ。照明をつければ昼間のレースと同じなのにね。F1にいる誰もがナイトレースを楽しんでいると思うよ。シンガポールは忙しい街だし、いろんな人がいるのに、よく対処されていると思う。ランオフエリアに1、2カ所暗い場所がある以外はサーキットはしっかり明かりで照らされているから、昼間のレースと大きな違いはないよ。

Q:夜に開催される点を除いても、シンガポールGPは市街地レースでもありますね。どんな影響がありますか?
ライコネン:モナコは僕たちにとってうまくいかなかったけれど、だからといってシンガポールもだめだと考える理由はないね。ほかの市街地サーキットと同じように、ほかのクルマを追い抜くのはすごく難しいから、日曜日のレースでいい結果を出すには、どれだけ前のグリッドからレースをスタートするかが大きな要素になってくる。

Q:サーキットは2013年型車E21に合うと思いますか?
ライコネン:誰もがここのレースにアップデートを持ち込むから、それがどれだけ影響するかをまず確認しないとね。パッケージからすべてを引き出してベストなバランスを見つけないといけない。すべてがうまくいけば問題ないはずだよ。

Q:天候を心配していますか?
ライコネン:去年のシンガポールでは雨が降ったし、僕たちのクルマが雨に弱いのは秘密でもなんでもない。そうなったらうまく対処しなくちゃならないものだし、天気は誰に対しても平等だからね。

Q:高ダウンフォースのサーキットに戻るのはうれしいですか?
ライコネン:2戦続けてノーポイントだったから僕たちのクルマに合うサーキットに戻るのはうれしいよね。どうやら僕たちは高ダウンフォースの方が僕たちに合うのは明らかだしね。でも、モンツァでは、レース中のクルマの挙動は驚くほど良かったんだ。だから、スタートの時の混乱が残念でならない。新しいノーズに変えてからのレースペースは悪くなかった。

Q:シンガポールGPでの目標は?
ライコネン:もちろん、今回も表彰台が目標だよ。ポイントをひとつも取れないレースが2つ続いてしまったから、シーズンの残りのレースでできるだけ多くのポイントを獲得しないといけない。

Q:選手権のチャンピオン争いはいかがでしょうか?
ライコネン:ポイントを取れなければ選手権には勝てないよ。2つのレースでポイントをひとつも取れなかったのは理想的じゃない。僕たちはレースをしてできるだけ多くポイントを獲得するためにここにいるんだ。もちろん、誰もがそれを目指しているから、僕たちはプッシュし続けて、今年の残りはいいレースができて、それで最後に順位がどうなるか、だね。

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