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ライコネンはラリーのおかげで成長したとラリーチャンピオン

2013年09月17日(火)9:46 am

キミ・ライコネン(ロータス)は、2010年から2011年のラリー参加によって、より良いF1ドライバーになったという。

そう語るのは、2003年のWRC(世界ラリー選手権)王者であるペター・ソルベルグだ。「アイスマン」として知られるライコネンが2010年から2011年にかけてWRCに参戦した間に、ライコネンのことをよく知った人物だ。

2009年にフェラーリを離脱するまでの2年間は、モチベーション低下をうわさされるなど、期待された成績を残せなかったライコネン。しかし、2012年シーズンにロータスでF1復帰を果たすと、印象的なドライビングを見せている。

ソルベルグはノルウェーの『Verdens Gang(ベルデンス・ガング)』紙に、「私はキミをよく知っている。ラリーに参加したことでより素晴らしいF1ドライバーになったんだ」とコメント。

ほかの人と同じく、ソルベルグもライコネンの来季フェラーリ復帰は、現在の「ナンバー1」であるフェルナンド・アロンソのチームメートになることで、より見る楽しみが増えると感じているようだ。

「アロンソは明らかにキミの動きを好まないだろう」とソルベルグは言い、次のように加えた。

「しかし、キミはクールだ。彼はクルマをドライブする。それだけなんだ」

かつてフェラーリのチーム責任者を務めたチェザーレ・フィオリオは先週、自分だったらライコネンと契約しないだろうと述べた。

イタリアの『Tuttosport(トゥットスポルト)』紙に、「私はキミの才能は高く評価しているが、彼のライフスタイルや技術面の貢献については評価していない」と語るフィオリオのコメントが掲載された。

しかし、同じくかつてフェラーリのチーム責任者を務め、現在は統括団体FIA(国際自動車連盟)の会長であるジャン・トッドは、チームの決断を支持している。

トッドは、「フェラーリはF1の中心的チームで、とても強い。私は彼らが来年以降も最高のレベルで争うことを確信している」と話した。

ライコネンと契約したことについては、「フェラーリは常に正しい判断の下し方を知っているんだ」とトッドは主張している。

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