フェラーリ・ジャパンが、現在開催中のフランクフルト・モーターショーにおいて世界初公開されている「458スペチアーレ」の技術装備及び諸元を発表した。
「458スペチアーレ」は、「458イタリア」、「458スパイダー」に続いて新たに458のラインアップに加えられた新型モデルだ。1リッターあたり135PSを発生する高性能V8エンジンを搭載するほか、独自のモバイル・エアロダイナミクス・ソリューションによって、前後のエアロダイナミクスを状況に応じて設定可能とするなど、フェラーリの技術の粋を結集して究極のドライビング・エモーションを追求したモデルとなっている。
<「458スペチアーレ」主要諸元>
【エンジン】
形式:90度V8 -ダイレクトイグニッション-ドライサンプ
ボア・ストローク:94×81mm
総排気量:4,497cc
最高出力:605PS/9,000rpm(1リッターあたり出力135PS)
最大トルク:540Nm/6,000rpm
最高回転数(リミッター):9,000rpm
【サイズ&重量】
全長・全幅・全高:4,571/1,951/1,203mm
ホイールベース:2,650mm
フロント・トレッド:1,679mm
リア・トレッド:1,632mm
乾燥重量:1,290kg
装備重量:1,395kg
重量配分:フロント42%、リア58%
燃料タンク容量:86リットル
【タイヤ&ホイール】
フロント:245/35ZR20 J9
リア:305/30ZR20 J11
【カーボンセラミック(CCM3)ブレーキシステム】
フロント:398×223×36mm
リア:360×233×32mm
【電子制御システム】
・ESC(スタビリティ・コントロール)
・ハイパフォーマンスABS/EBD(ハイパフォーマンス・アンチロック・ブレーキシステム/電子制動力ディストリビューション)
・F1-Trac(F1トラクション・コントロール)
・E-Diff 3(第3世代電子制御ディファレンシャル)
・SSC(サイドスリップ・アングル・コントロール)
・Frs SCM-E(周波数分析システムとツイン・ソレノイドを装備した磁性流体サスペンション制御)
【トランスミッション】
7速F1デュアルクラッチ
【パフォーマンス】
最高速度:325km/h以上
0-100km/h:3.0秒
0-200km/h:9.1秒
0-400km/h:10.7秒
0-1000km/h:19.4秒
100-0 km/h:31m
パワーウェイトレシオ:2.13kg/PS
【燃料消費量&CO2排出量(ECE+EUDC複合サイクル)】
燃料消費量:11.8リットル/100km
CO2排出量:275gr/km