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レッドブルが「僕を止めることはない」とリカルド

2013年09月12日(木)10:00 am

2014年にレッドブル移籍が決まっているダニエル・リカルド(トロロッソ)が、チームから公平にチャンスを与えられるはずだと語った。

レッドブルは、2人のドライバーにまったく同じ装備と平等なサポートを約束しているが、チャンピオン経験者のキミ・ライコネン(ロータス)ではなく若手のリカルドが選ばれたのは、今年も4回目となるタイトルに近づいているセバスチャン・ベッテルを優遇したいからではないかと見る者もいる。

24歳のリカルドは、レッドブル移籍について「ワクワクしている」と話しているが、少し「緊張」もしていると認めている。

「それに興味もある」

「トップチームで自分がどれだけ速くなれるか知りたい」というリカルドの言葉をスペインの『EFE通信』が伝えている。

リカルドは、レッドブルでベッテルに挑戦することをサーフィンで「大きな波」に乗るようなものだと語る。

「確かにそうだ」とリカルド。「すごく大きな波だね」

「でも、これまで手にした中で一番素晴らしいチャンスでもある。自分が本当に世界で最強なのか、少なくとも最強のドライバーのひとりなのかどうかを見極めたい」

「それに、最強の者と競い合うほど素晴らしい挑戦はないよ。力一杯努力するつもりだ」

「彼と同じか、上回れたら、うれしいね。もし打ちのめされても、少なくともトライしたんだ」

「自分の力を信じている。でも、自分自身をセブ(ベッテルの愛称)と比べてみれば、確実に分かるはずだ」

しかし、リカルドがベッテルに挑むのを、レッドブルは本当に許すだろうか。グランプリ優勝や、F1タイトルを目指して自由に走らせるだろうか。

「もちろん」とリカルドは答えている。

「そう言われたよ。もし僕が速ければ、優勝できる、チームが僕を止めることはない、ってね」

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