ザウバーがチームの財政危機に終止符を打てるかは、ロシアの新規スポンサーとの契約を締結できるかにかかっている。
ロシア企業によるいわゆる「ザウバー救済策」が報じられてからも、同チームは先の見えない財政問題は解決からほど遠い状態だと伝えられてきた。
ザウバーの代表モニシャ・カルテンボーンは、「わたしたちは今まで、あまり多くを語ってこなかったから、みなさんがもっと詳しく知りたがるのは無理も無い」と『Blick(ブリック)』紙に話した。
「でも、物事が正しい方向へ向かっていると断言するわ」とカルテンボーンは述べ、事態が好転していることを示唆した。
そう語る一方で、ロシア企業側からの入金は現在、滞っている状態だ。
「今シーズン中に入金され、車体に新しいスポンサーロゴが見られると思う」とカルテンボーン。
また、来年ソチで初開催を目指すF1ロシアGPについても言及し、「何らかの進展を期待している」とカルテンボーンは付け加えた。