モンツァ・サーキットで行われたF1第12戦イタリアGP、フォース・インディアのエイドリアン・スーティルは16位、ポール・ディ・レスタはリタイアだった。
【結果】F1第12戦イタリアGP決勝、優勝者のタイム、2位以下はギャップ、周回数、ピットストップ回数
■エイドリアン・スーティル(16位)
「今日は厳しいレースだった。最後、リタイアするしかなかったよ。ブレーキにトラブルがあったんだ。僕はベストを尽くしたし、あれが精いっぱいの戦いだ。最後まで限界の走りをしたからさ」
「ピットストップもよかったけれど、ピットアウトのタイミングでちょうどマルドナード(パストール・マルドナード/ウィリアムズ)が入ってきて、チームから“待て”の指令が出た。そのせいでグティエレス(エステバン・グティエレス/ザウバー)に順位を奪われた。コース上で抜き返せたけど、僕より新しいタイヤを履いた速いマシンがいて、彼らを抑える術はなかったね」
「ポイントまであと一歩だったけど、今週末は全体的に速さが物足りなかったよ」
■ポール・ディ・レスタ(リタイア)
「今回のような週末は忘れるに限るね。昨日はブレーキ・トラブルに泣いたし、今日は早々にリタイアだもの。第2シケインで不意を突かれた。前方がふさがれたんだ。さらに前で何かが起こって、彼らはそれに反応したんだろうね。とにかくマシンを止めようとしたけど、前輪がロックしてグロージャン(ロマン・グロージャン/ロータス)に当たってしまった。残念ながら避けることはできなかったよ。シンガポール(22日決勝)に向けて気を取り直すしかないね。ほんとうに、さっさと忘れたいよ」
レース後、ディ・レスタに対してはクラッシュの原因になったとして戒告処分が言い渡された。
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