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V8エンジン時代の終わりを悲しむベッテル

2013年09月08日(日)16:15 pm

F1チャンピオンのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、来年からF1エンジンが自然吸気V8からV6ターボへ変わることについて、「残念なこと」と語った。

スイスのウェブサイト『20min.ch』に尋ねられると、ベッテルは残念だと語り、「F1はエンジン音が大音量であって欲しいと思っている」と述べた。

「大きな音とパワーが必要だ」

「来年にはピークパワーの面では今よりも大きくなるかもしれないけど、2つもシリンダーが欠けるんだ」とベッテルは嘆いている。

2010年からF1王座を獲得し続けているベッテルだが、エンジン仕様が変更されることで、レッドブル優位という勢力図に変化が生まれる可能性もある。しかし、ベッテルは次のように主張した。

「トップチームはそのままトップにい続けると信じている。唯一の疑問点は順番がどうなるかってことだ」

「F1では常に同じなんだ。大きなルール変更の後、すべてが複雑になるけど、また元通りになる」

レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーも、V8エンジンからV6エンジンに変更するという決断を嘆いている。

ホーナーは、「ジャン(トッド/統括団体FIA会長)に公平になるように言うと、エンジンのことが話されたのは彼が会長職に就く前のことだった」と述べ、次のように加えた。

「我々みんながミスを犯したのは、ノーと言わなかったことだ」

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