モンツァ・サーキットで行われたF1第12戦イタリアGP、マクラーレンのジェンソン・バトンは予選9番手、セルジオ・ペレスは予選8番手だった。
【結果】F1 イタリアGP予選の結果、Q1、Q2、Q3のタイム、周回数
■ジェンソン・バトン(フリー走行3回目8番手/予選9番手)
「正直、午後は、あれ以上クルマに期待していなかったし、やれるだけのことはちゃんと見せられたと思う。チェコ(セルジオ・ペレス/チームメートの愛称)も僕も、よく似たタイムを出しているからね」
「でも、少しだけ残念だ。Q3でまったく走らなければ、明日の決勝で選べる選択肢が少し増えていたからね。でも僕たちは、最後のセッションで走らないためにここにいるんじゃない。とにかく、これが結果だ。明日ベストを尽くすよ」
「レースペースに関しては、自分たちがどの辺りなのか正確には分からない。明日それを見極めるのは面白いだろうね。でも、グリッドがきれいな側なのはいいことだ。ここではたいてい、1コーナーでちょっと混乱が起きるから、それが有利になるかもしれない」
「とにかく、9番手グリッドからでも何かできるはずだと思っているよ。明日は全員かなり似たような戦略になると思う。だから、別のやり方でレースを組み立てられないか見てみる必要がある」
「それに予報では、明日はちょっと変わりやすい天気になりそうだ。決勝で雨が降ったら、すごく面白いことになる可能性があるよ」
■セルジオ・ペレス(フリー走行3回目5番手/予選8番手)
「午前中はいいフリー走行ができたから、予選もいいものになればと願っていたんだ」
「2台ともQ3に進出できたのはチーム全体にとってうれしいことだね。でも、前のドライバーよりコンマ3秒くらい遅い。彼らがそのコンマ数秒をどこで稼いでいるのか、よく分からないよ。だって僕たちは、今日あるもので精一杯いい仕事をやったと思うんだ」
「だけど今は、明日のことだけ考えているよ。前のドライバーに対して今日失っていた分を取り返せる自信はある。でもそのためには、決勝に向けていい戦略を練り上げる必要があるね」
「チームのエンジニアはすごいメンバーがそろっているから、絶対やれると信じているよ」