モンツァで行われているF1イタリアGPへ、ロングホイールベース仕様のクルマを投入していたロータス。しかし、7日(土)からはこのロングホイールベース仕様を使わないことに決めた。各メディアが伝えている。
ロータスは今回、前後輪の間隔を10cm延長したマシンを投入。キミ・ライコネン(ロータス)がこのクルマを使って6日(金)のフリー走行を走ったが、旧型マシンを走らせたチームメートのロマン・グロージャン(ロータス)と100分の1秒まで同じタイムを記録していた。
ロータス側はセッション後にデータを確認し、7日からはライコネンにも旧型マシンを使わせることを決定。旧型マシンと同等の速さがあることは確認できたものの、新マシンを使うことによる不測の事態を避けるためだ。
今後、さらにデータを確認し、今後のレースでロングホイールベース仕様を投入する可能性もあるという。