ザウバーのチーム代表を務めるモニシャ・カルテンボーンは、「ロシアの救済契約」はチームの問題すべてを解決したわけではないと認めた。
最近になってロシアからの資金提供がようやく始まったことが明らかになったが、スイスの経済紙『Handelszeitung(ハンデルスツァイトゥング)』は、以前報じられていたよりも多くのサプライヤーがザウバーに対して未払い金の支払いを求めたと伝えていた。
カルテンボーンは『Speed Week(スピードウィーク)』に対して、「『Handelszeitung(ハンデルスツァイトゥング)』で伝えられていることには真実でないものがあります」と語り、次のように説明した。
「我々はすでに厳しい状況であることを報告しました」
「この(ロシアとの)パートナーシップを通じて上昇傾向にありますが、時間がかかるのです」
「我々とサプライヤーにとっては特筆すべき一歩となりましたし、彼らとコンタクトを取り続けていますが、これは内部の問題です」
「我々が負債のすべてを返済することは明らかであり、待っていてくださるサプライヤーの皆さまに感謝しています」
「私たちの目標は、従業員やサプライヤーのためにこの状況から会社を導いていくことであり、43年にわたってやってきたことと同じです」