フェラーリ、天候による波乱に期待／F1イタリアGP金曜まとめ
モンツァ・サーキットで行われたF1第12戦イタリアGP、フェラーリのフェルナンド・アロンソは初日5番手、フェリペ・マッサは初日8番手だった。
【結果】F1第12戦イタリアGPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
■フェルナンド・アロンソ（フリー走行1回目2番手／フリー走行2回目5番手）
「ほかの金曜日と同じような感じだよ。つまり、僕たちは自分たちのパフォーマンスに関してすごく満足もしていなければ、ひどくがっかりもしていないってことだ。だから、実際の様相が見えてくるまでは予選がどうなるかを見守るしかないね」
「レッドブルがここでもまたかなり強そうだ。僕たちも多くの作業をこなさなければならないし、予選に向けてできる限りの準備をして、コンマ何秒か縮めないとならない。今日集めたデータに関してはまだ分析ができていないけれど、僕たちがこのレースのために持ち込んだいくつかの改良パーツはうまく機能しているようだ。そのほかのものについては、もう少し評価する必要があるけどね」
「今持っているものを最大限に生かさないとならないし、地元の観衆の前でいい予選といいレースができるように頑張らないとね。天候が僕たちの味方をしてくれることを期待しよう。予報では日曜日は荒れ模様になるみたいだから、コンディションがどうなっても対応できるように準備しておかなくてはならない。ここではタイヤの性能低下はあまり起こらないから、間違いなくほかのレースよりはピットストップは少なくなるだろう」
■フェリペ・マッサ（フリー走行1回目14番手／フリー走行2回目8番手）
「今日は、プログラムで予定していたことをすべて試せたよ。それはさまざまな空力の手法に関するもので、理想的なレベルのダウンフォースを見つけるためのものだった。そして、次の課題は手にしたデータすべてを分析して、予選と決勝に向けてどのようにクルマを改善するかを理解することだ」
「すべてが完ぺきに行ったわけではないんだ。特に、2回目のセッションが終わりに向かっていたときに最初のシケインを抜けたところでギアボックスに問題を抱えてしまった。1速から2速に変えようとしたんだけど、そのまま3速に入ってしまったんだ。その時点で、僕はゆっくりピットに戻ったよ。何が起きたのかはまだはっきりしていないけれど、重大な問題ではないと思う」
「楽な週末にはならないだろうね。僕たちの主なライバルたちはどちらのタイヤコンパウンドでも、レースに向けた調整においても、素晴らしいラップタイムを刻んでいる。でも、僕たちも可能な限りの競争力を得るために、できることはすべてやるよ」
