F1第12戦イタリアGP予選の結果
2013年F1第12戦イタリアGPが9月7日（土）、モンツァ・サーキット（1周／5.793km）で2日目を迎え、現地時間14時（日本時間21時）から行われた予選で、セバスチャン・ベッテル（レッドブル）がポールポジションを獲得した。今季4回目、通算40回目。
晴れて路面温度が40度以上にあがり始まった予選。Q1序盤はガレージにとどまり、ほかのドライバーがタイムを出したあとにコースインしアタックしたベッテルがいきなりトップタイムを出した。ベッテル、マーク・ウェバー（レッドブル）、フェルナンド・アロンソ（フェラーリ）、ルイス・ハミルトン（メルセデスAMG）以外はQ1でミディアムタイヤを投入した。
Q1で予選を終えた17番手から22番手は次のとおり。17番手エステバン・グティエレス（ザウバー）、18番手バルテリ・ボッタス（ウィリアムズ）、19番手ギド・ヴァン・デル・ガルデ（ケータハム）、20番手シャルル・ピック（ケータハム）、21番手ジュール・ビアンキ（マルシャ）、22番手マックス・チルトン（マルシャ）。
Q2では、ハミルトンが最終コーナーでコースオフし、砂煙をあげる場面も見られた。残り5分のところでレッドブルがコースインし、ベッテルがQ1に続いてトップタイムを記録した。一方、チャンピオン争いをしているキミ・ライコネン（ロータス）、ハミルトンがノックアウトされた。
Q2で予選を終えた11番手から16番手は次のとおり。11番手キミ・ライコネン（ロータス）、12番手ルイス・ハミルトン（メルセデスAMG）、13番手ロマン・グロージャン（ロータス）、14番手エイドリアン・スーティル（フォース・インディア）、15番手パストール・マルドナード（ウィリアムズ）、16番手ポール・ディ・レスタ（フォース・インディア）。
Q3ではいきなりウェバーが1分23秒台を出す。フェラーリは、スリップストリーム作戦でアロンソのタイムを縮めるのに必死だ。一方、ベッテルはウェバーのタイムを上回りトップに立った。残り2分を切ったところで全車がコースイン。フェラーリはここにきて、スリップストリーム作戦が失敗し、アロンソがポールポジションを獲得することができなかった。ベッテルは最後に自己ベストを更新した。ベッテルが記録したタイムは、1分23秒755。
2番手以下は次の通り。2番手マーク・ウェバー（レッドブル）、3番手ニコ・ヒュルケンベルグ（ザウバー）、4番手フェリペ・マッサ（フェラーリ）、5番手フェルナンド・アロンソ（フェラーリ）、6番手ニコ・ロズベルグ（メルセデスAMG）、7番手ダニエル・リカルド（トロロッソ）、8番手セルジオ・ペレス（マクラーレン）、9番手ジェンソン・バトン（マクラーレン）、10番手ジャン-エリック・ベルニュ（トロロッソ）。
ヨーロッパラウンド最終戦F1イタリアGP決勝は、8日（日）現地時間14時（日本時間21時）から始まる。
