昨年のF1イタリアGPで優勝したルイス・ハミルトン(当時マクラーレン)は、ティフォシ(イタリアの熱狂的なファン)からのブーイングは気にしていないと話した。
「僕がサーキットでブーイングされたとしたら、それは僕が優勝したってことだからね。むしろそれを望んでいるよ」
ブーイング大歓迎というハミルトンの姿勢と異なる見解を見せるのは、目下4連覇に向けて選手権首位を走るセバスチャン・ベッテル(レッドブル)だ。今年のF1イギリスGPでイギリスのファンから受けたブーイングに多少の恐怖を感じたのだという。
「理解できないよ。なにも悪いことしてないのに」
「レース後のコンサートに出掛けたら、そこでもまたブーイングされたよ」
「イギリスGPで僕が先頭を走っていたら、イギリス人ドライバーが勝つのを見たいイギリス人ファンは不満なんだろうね。それはしかたないよ。でも、ブーイングはね・・・。しかたない、とは思えないんだ」