ロータスが今週末のF1イタリアGPに、前後輪の間隔を広げたロングホイールベース版のクルマを投入。しかし、この新仕様マシンを手にするのはキミ・ライコネンだけであるようだ。
ロータスのレースエンジニアであるマーク・スレイドは『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』へ、次のように語っている。
「キミが金曜(6日)にロングホイールベースを走らせる。必要であれば、ショート版に戻すがね」
「だが、こちら(ロングホイールベース)の方がいいと予想している」
しかし、ライコネンは新仕様のマシン投入でイタリアGPに優勝できると考えていないようだ。
「低ダウンフォースのコースは、僕たちにとって良くないんだ。でも、新パーツがどう機能するのか見てみよう」とライコネンは語っている。
『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によると、ロングホイールベース版は旧型に比べてホイールベースが10cm伸びているという。