フォース・インディアが、モンツァで開催されるF1第12戦イタリアGP(9月8日決勝)の金曜フリー走行1回目にイギリス人ドライバーのジェームス・カラドを起用することが明らかとなった。
1か月ほど前、現在F1の下位カテゴリーであるGP2に参戦中のカラドが、近いうちにフォース・インディアの新しい控えドライバーとしての契約を結ぶだろうといううわさがささやかれていた。
フォース・インディアのチーム会長兼代表であるビジェイ・マリヤが、2日(月)にこれを正式に認め、次のように語った。
「我々は3人目のドライバーとして、ジェームスと契約を行ったことを発表できるのをうれしく思っている」
マリヤは、ニコラ・トッドのマネジメントを受けるカラドがモンツァで金曜フリー走行1回目を担当するとともに、「今年のその他いくつかのレース」でも同様に最初のフリー走行で走ることになるだろうとし、次のように付け加えた。
「クルマに関してほかのドライバーからのフィードバックを得るのは有益なことだし、我々もそれでジェームスを評価することもできるからね」
フォース・インディアの現在のレースドライバーは、ポール・ディ・レスタとエイドリアン・スーティルというラインアップとなっている。