プジョー、フランクフルト国際モーターショーで新型「308」を発表

2013年09月03日(火)13:05 pm

プジョーは、9月10日(火)から22日(日)にかけて開催される第65回フランクフルトモーターショー(一般公開は12日から)において新型「308」を世界初公開すると発表した。

新型308は、これまでのモデルに比べて140kgの軽量化を実現し、カテゴリー最軽量かつコンパクトなモデル(全長4.25m)となる。オーバーハングを短くすることでダイナミックな動きと広い車内空間を可能としたほか、より高い敏しょう性を実現するためのコンパクトなステアリングホイール、情報取得に理想的な高い位置に設けられたインストルメントパネル、高いセンターコンソール、直感的ドライビングのための9.7インチタッチスクリーンによって特徴づけられる先進的な「プジョーiコックピット」 を採用することで他社モデルとの差別化が図られている。

搭載されるエンジンは、高燃費効率化が図られた5種類のガソリンエンジンとHDi(ディーゼル)で、CO2排出量82g/kmを達成した1.2リッター3気筒ターボガソリンエンジンや新世代の6速オートマチックギヤボックスを含むさまざまな新しい技術が導入され、ハイパフォーマンスかつ経済的なモデルとして登場する予定。2014年春には、ラインアップがそろう。

また、308スタンドには、究極のスポーツコンセプトカーとなる「308Rコンセプト」も展示される。車幅を広げるとともに、より低重心化され、19インチのワイドタイヤを履いたこのコンセプトモデルには、カテゴリー記録となるリッターあたり約167psを実現させた1.6リッター4気筒ガソリンエンジン(270ps)が搭載される。そのポテンシャルを最大限に活用するために、フロントドライブをトルセン・ディファレンシャルとし、大型ブレーキングシステムも採用されている。

このほか、2,900平方メートルのプジョースタンドには、「3008」や「5008」のニューモデルを始め、プジョーのテクノロジーと環境面へのアプローチを示すハイブリッドモデル、さらに、ピーク・ヒルクライムに挑戦した「208T16パイクスピーク」など、30台に及ぶ量産モデル、コンセプトカー、レースカーが展示される予定となっている。

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