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リカルドのレッドブル昇格は「理にかなっている」とベッテル

2013年08月28日(水)12:05 pm

レッドブルのセバスチャン・ベッテルが、もしトロロッソのダニエル・リカルドがレッドブルに昇格し、新たなチームメートになるとすれば、それは「理にかなったこと」だと認めた。

現在のチームメートであり、今季限りでレッドブルを去ることが明らかとなっているマーク・ウェバーが25日(日)に、同郷のオーストラリア人ドライバーであるリカルドが2014年に自分の後任となることがすでに決定していると語ったことが報じられた。

レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、このウェバーの発言を否定している。だがベッテルは先日、キミ・ライコネン(ロータス)のレッドブル移籍が消えたことを残念に思うと認めていた。

しかし、ブラジルの『Totalrace(トータルレース)』から今回のウェバーの発言に関する質問を受けたベッテルは、トロロッソのドライバーであるリカルドが指名されるのは「理にかなっている」と次のように答えた。

「最近の数週間は、そういう意味ではすごく騒々しかったね。でも、それ(リカルドとの契約)は理にかなっているよ」

「彼はずっと僕たちと一緒にやってきているからね」

「ダニエルがふさわしいかどうか疑っている人もいるみたいだけど、僕がレッドブルに来た時点でふさわしかったかどうか聞くこともできたかもしれないよね。そんなこと前もってわかりはしないよね?」

「それは僕が決めることではない。でも、彼とはうまくやっていくよ」

ベッテルはさらに、リカルドが指名されたということは、恐らく今季4年連続でF1チャンピオンの称号を手にするであろうベッテルが、来シーズンは明確なレッドブルのナンバー1ドライバーとして処遇されることになるのではないか、との見方を否定している。

「外部の人たちが、あるドライバーやチームに関して、ときどき誤った考えを持つことがあるのは残念だよ」

「結局のところ、僕たちはいいパフォーマンスを発揮するためにすべてをささげているんだ。そして、常に誰かが勝利する」

「マークには僕を打ち負かす強さがあったし、僕も彼に対してそうだった。そういうものなんだ」

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