レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、2013年シーズン限りでのF1引退を表明しているマーク・ウェバーの後任ドライバーはまだ決まっていないと主張している。
夏休み後の最初のレースであるF1第11戦ベルギーGP決勝の前に、ウェバーは「彼にとっても、オーストラリアにとってもいいニュース」だと話し、同郷のリカルドがレッドブルのドライバーに決定したことをにおわせた。
そのためメディアはホーナーのもとに駆けつけたが、「ドライバーがドライバーと契約するなんて、初めて知ったよ」と、ホーナーはウェバーの発言に不快感を示していた。
そして、「まだ(ドライバーは)決定していない」と話したことを『Express(エキスプレス)』が伝えている。
しかし、イギリスの『Sky(スカイ)』局は、ベルギーGPの現場から、リカルドの契約はすでに交わされており、数日以内に発表されるはずだと報じていた。
当然この報道についても、ホーナーは『BBC』にこう語って否定した。
「今後数週間は(来季のドライバーについて)考えるつもりだ。サッカーのトレード期間じゃあるまいし、そう急ぐこともない」