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フェラーリ、アロンソが2位までばん回/F1ベルギーGP日曜まとめ

2013年08月26日(月)4:28 am

スパ・フランコルシャン・サーキットで行われたF1第11戦ベルギーGP、フェラーリのフェルナンド・アロンソは2位、フェリペ・マッサは7位だった。

【結果】F1ベルギーGP決勝、優勝ドライバーのタイム、2位以下はタイム差、周回数、ピット回数

■フェルナンド・アロンソ(2位)
「今日の結果は、予選の結果が日曜日(決勝)にほとんど関係しないことを示している。たとえ僕がポールからスタートしていたとしても、2位でフィニッシュしていたと思う。ベッテル(セバスチャン・ベッテル/レッドブル)の方が速かったからね」

「スタートではすぐにいくつか順位を上げることができた。次は大急ぎで、まずはバトン(ジェンソン・バトン/マクラーレン)、次にロズベルグ(ニコ・ロズベルグ/メルセデスAMG)、そしてハミルトン(ルイス・ハミルトン/メルセデスAMG)を追い抜いていった。その時点でベッテルとの差は6秒だったけど、フィニッシュしたときにはその差が16秒にまで広がっていた。もう彼とレッドブルを褒めたたえるしかないね」

「燃料が満タンのスタート直後から、軽くなった終盤まで、クルマはどのコンディションでもよく機能していた。それに加え、直線スピードが増していたから、あまり周回数をかけずに前のクルマを追い抜くことができた。チームが一歩前進し、最近のレースで失っていた競争力をいくぶん取り戻せたことがわかった」

「モンツァ(第12戦F1イタリアGP/9月8日決勝)とシンガポール(第13戦/9月22日決勝)では、このプロセスの次の段階を目にすることになるだろう。今日のレースに持ち込んだ改良はよく機能していた。たとえ、今回の改良がこのサーキットに特化したものだったとはいえ、本拠地やサーキットで1日24時間休みなく作業している結果であったことに変わりはない」

「これは今後のレースに向けて僕たちを楽観的な気持ちにさせてくれる。なぜなら僕たちの目標はいまも変わらないからね。つまり、最後の最後までタイトルを手にするために戦うことさ」

■フェリペ・マッサ(7位)
「早い段階から僕にとって難しいレースだった。良いスタートが決まって、順位を上げた矢先、1コーナーの出口でグロージャン(ロマン・グロージャン/ロータス)との接触を避けるためにペースを落とさなければならなかった。そのときに順位を4つか5つ失ってしまうはめになったよ」

「そのあとの数周でさらに厄介な状況へ陥っていった。KERS(運動エネルギー回生システム)の操作に関係するステアリングホイールに問題が発生したんだ。それに、チームとうまくコミュニケーションをとることができなかった。やっとすべてが通常通りに戻ったとき、追いつくのは簡単ではなかった」

「1回目のピットストップを前倒ししたことによって数台を追い抜くことができたとはいえ、ペースは良くなかったからね。(ハード側の)ハードタイヤで走った最終スティントでは、クルマにとても競争力があって、順位を上げられた。これは重要なことだったよ。特に、グロージャンに仕掛けた追い抜きは会心の動きだったな」

「7位という結果にはとうてい満足できない。なぜなら僕たちのクルマは今日、もっと上に行ってもおかしくなかったからね。でも、ここ最近の数レースと比べて僕たちの競争力が増したという事実は、チームが正しい方向へ向かっていると思わせてくれる。だから、今日はシーズン後半を通じて前進できる希望を持つことができたよ」

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