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F1ボス、ミシュランF1復帰の可能性明かす

2013年08月26日(月)8:12 am

先週末、F1第11戦ベルギーGPの舞台スパ・フランコルシャンから伝わった1本のニュース。フランスのタイヤメーカー、ミシュランがF1復帰を望んでいるというものだが、F1最高権威バーニー・エクレストンがこれを認めたことで、その信ぴょう性が裏付けられた。

「彼らは復帰したがっているね」と、ドイツ『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌に語るエクレストン。「しかし、ここ何年かわれわれはピレリと契約している」

ここでエクレストンが語っているのは、F1での広告など商業面を管理するFOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント)とピレリの契約のことだとみられる。しかし、F1を統括するFIA(国際自動車連盟)とピレリは2013年以降、何の契約も存在しなくなる。

ただでさえフラストレーションが溜まっているピレリに、更なる追い打ち。この段階へきてサプライヤーを変えようとする動きは「ばかげている」とピレリがいうのも、もっともだ。

「もしミシュランが戻りたいのなら、なぜ去年の9月に言ってこなかったのだろう?」と、ピレリのモータースポーツ部門責任者ポール・ヘンベリーは『Telegraph(テレグラフ)』紙に不満をぶつける。

23日(金)のフリー走行では、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)とフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)の2名がパンクに見舞われた。その原因はコース上の金属片にあったと、ヘンベリーはわざわざマスコミに写真まで見せて説明しなければならなかった。

ヘンベリーは、イタリア『Autosprint(オートスプリント)』誌にこう嘆く。「われわれには最早パンクの一本も許されないのか?」

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