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F1はまだスポーツと呼べるか？

オーストリアの元F1ドライバー、アレックス・ブルツによると、現F1王者のセバスチャン・ベッテル（レッドブル）による4連覇は手がたいらしい。

前戦F1ハンガリーGPで圧勝、今回のベルギーGPでもポールポジションを奪ったルイス・ハミルトン（メルセデスAMG）が、シーズン後半にレッドブルやベッテルに挑戦状を叩きつける存在になるとの見方も多い。

だが『Speed Week（スピードウィーク）』から質問を受けたブルツは、始まったばかりの後半戦の「早い段階でベッテルの連覇は決まる」と語っている。

レッドブルとベッテルが勝ち続けることは、果たしてF1にとって健全だろうか？　そんな質問を投げかけられたブルツは、次のように答える。「それはものの見方によるね」

「客観的に考えれば、F1にとって良いことであるのが分かるはずだ。早く勝敗が決まることの是非はともかく、ベストな存在が勝つのだから、それはF1がスポーツであることの証明だ」

「少なくとも私はいいことだと思う。F1は、不自然な影響を受けることがない純粋なスポーツだといえるよ」