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インディ第15戦予選、フランキッティがポール、琢磨は13番手

2013年08月25日(日)20:05 pm

インディカー・シリーズ第15戦ソノマ予選が、行われ、ダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ・レーシング)がポールポジションを獲得。佐藤琢磨(AJフォイト・レーシング)は13番手だった。以下、ホンダのプレスリリース。

東部オハイオ州での第14戦を終えたインディカー・シリーズは、広大なアメリカ大陸を横断し、ワインの産地として名を馳せるカリフォルニア州ソノマでのシリーズ第15戦を迎えました。

透き通った青空と適度な暖かさという北カリフォルニアならではのコンディション下で行われた予選では、Hondaドライバー3人がファイナルステージへと進出し、その中からダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)が1分17秒5271のベストラップで今シーズン4度目のポールポジション(PP)を獲得しました。

全長2.385マイルのソノマ・レースウェイはアップダウンが激しく、豪快な高速コーナーをいくつも備えています。風向きもマシンのハンドリングに大きな影響を与えるコースでは、マシンセッティングが大変難しく、2日間に3回スケジュールされたプラクティスで出場チームはサスペンションやウイングなどの調整を忙しく繰り返していました。

予選は心地よい天候のもとで午後2時30分にスタートしました。6人がPP獲得を競うファイナルに進出したHondaドライバーはChip Ganassi Racingのフランキッティ、スコット・ディクソン、チャーリー・キンボールの3人でした。

フランキッティは第1、第2ステージを同じセットのソフトタイヤで戦う作戦を見事に成功させ、ファイナルステージでただ一人、新品のソフトタイヤを使うアドバンテージを手に入れていました。彼は1分17秒台に入るすばらしいラップタイムを第2ステージに続いてマークし、今シーズン4度目、キャリア33度目となるPPを獲得しました。

予選2番手はディクソンでした。第2ステージまでで使用したタイヤを履きながら、彼はフランキッティに0.008秒差まで迫りました。PP獲得は逃しましたが、Chip Ganassi RacingとHondaによるフロントローグリッドの独占が達成されました。キンボールは予選6番手でした。

佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は予選の第1セグメントを第1グループで戦い、今週の自己ベストとなる1分18秒9164をソフトタイヤ装着で記録しました。佐藤はそのタイムで6番手につけていたのですが、最後の最後で一気に4番手に食い込むタイムを出すドライバーが現れたため、第2セグメントへの進出を果たせませんでした。予選結果は13番手で、佐藤のスターティング・グリッドは7列目イン側と決まりました。

佐藤琢磨(13番手)
「3回のプラクティス、そして予選へと私たちはいくつかの面で進歩を遂げました。しかし、第2ステージへと進出できるだけの進歩にはなっていませんでした。あと少しで第2ステージに進めるところでしたが、悔しいことにセッション終了間際に逆転されました。今週末の私たちはマシンを思うように仕上げることができずに苦しんでいますが、予選までの走行でポジティブと感じられる要素も見つかっています。明日のウォームアップセッションで更なる進歩を達成し、決勝レースには戦闘力の高いマシンセッティングで臨めるようにがんばります」

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