スパ・フランコルシャン・サーキットで行われたF1第11戦ベルギーGP、フェラーリのフェリペ・マッサは初日4番手、フェルナンド・アロンソは初日7番手だった。
【結果】F1第11戦ベルギーGPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
■フェリペ・マッサ(フリー走行1回目11番手/フリー走行2回目4番手)
「今日は、いろいろと天候が変わったことが、フリー走行の進展に大きな影響を与えることになったよ。最初のセッションでは最小限の走行しかできなかった。でも、逆の見方をすれば、少なくとも午前中に何周か走行できたことは重要だったよ。ウエット状態のときにクルマがどういう挙動をするかということが分かったし、それはここスパでは常に有益なことだ」
「午後はドライになったから、なんとかプログラムをやり遂げることができたよ。いくつかの新しいパーツや、ピレリタイヤも両方のタイプを試すことができた。レースシミュレーションの結果から、僕たちには必要とする速さがあることが分かったし、タイトル争いで上を行くものたちと戦うためにできることはすべてやるよ」
■フェルナンド・アロンソ(フリー走行1回目トップ/フリー走行2回目7番手)
「今日はいい日だったよ。午前は僕も、そしてほかの誰もが、雨のために時間を失ってしまっていたけどね。だから午後にはやるべきことが2倍になっていたよ。結論を導きだす前に、今日の午後に2台のクルマによって採取されたデータの分析結果を待つ必要がある。フェリペ(マッサ/チームメート)と僕は違う空力設定を試したんだ。ダウンフォースを多めにしたものと減らしたものをね。天候と並んで、それが今回のレースでのカギになると思う」
「今日のタイムに関しては、本命たちには近づけたよ。でも、どちらの天気予報が当たると読むべきかは分からない。もし雨になれば、どうなるのか分からなくなる可能性もある。でも、ウエットなら有利になるチャンスもあれば、負ける可能性もたくさんあるんだ」
「大切なことは、ドライのときにタイヤがどのような挙動を示すかをよく理解することだし、同様にケータハムやベッテル(セバスチャン・ベッテル/レッドブル)、それに僕がコースインした周回のときに起こったことの原因もみつけないとね。シルバーストン(イギリスGP/第8戦)で起こったものとは違う問題だと思うし、いろんな条件が組み合わされたことによるものかもしれない。でも、いずれにしても注意深く分析することが必要だ」