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ケータハム、ヴァン・デル・ガルデがクラッシュ/F1ベルギーGP金曜まとめ

2013年08月24日(土)7:24 am

スパ・フランコルシャン・サーキットで行われるF1第11戦ベルギーGP、ケータハムのギド・ヴァン・デル・ガルデは初日19番手、シャルル・ピックは初日20番手、控えドライバーであるヘイキ・コバライネンはフリー走行1回目で16番手だった。

【結果】F1第11戦ベルギーGPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など

■ギド・ヴァン・デル・ガルデ(フリー走行1回目17番手/フリー走行2回目19番手)
「フリー走行1回目では、週末に向けていいスタートが切れた。チェック走行はウエットタイヤでやったけれど、1回目の走行はインターミディエイトに替えた。でも、路面がどんどん乾いていたので、全然長く保たなかったよ。予選も決勝も、フリー走行1回目と似たような天気になるかもしれないから、情報を持っているのはいいことだよね。でも、ドライのハードタイヤに替えて2回目の走行に出てからのほうが、さらに情報を得られた。それで今夜エンジニアが仕事できるよ」

「フリー走行2回目は、天候は午前中から回復していたけれど、1回目の走行ではクルマの感触がイマイチだった。ひどいオーバーステアで加速も良くなかったから、変更をして、2回目の走行はミディアムタイヤで行った。ミディアムでの最初の走行はまあまあだったけれど、軟らかいほうのタイヤをちゃんと機能させることができていなかった。だから、軟らかいほうのタイヤに関しては、間違いなくもっと伸びるよ」

「ミディアムタイヤでのロングランでは、クルマの感触もかなり良くて、性能劣化のレベルもまずまずだった。でも、15コーナーでリアのコントロールを失って、残念ながらタイヤバリアに接触してしまった。それでフリー走行が終わった。なぜああなったのかはまだ分からないけれど、今夜データを見てさらに調べるよ」

「もっと伸びるといいんだけど。そのために、いつも通り忙しい金曜の夜になるね。明日は進歩できると思うよ」

■シャルル・ピック(フリー走行1回目出走せず/フリー走行2回目20番手)
「フリー走行2回目はハードタイヤですぐに出た。クルマはまあまあだったけれど、1回目の走行で一番の問題は、コーナー半ばから出口にかけてのオーバーステアだったんだ。2回目の走行に向けて2、3メカニカル変更をしたけれど、まだオーバーステアの問題は残っていた。でも、さらに変更したら、3回目の走行では少しだけど改善したよ。ミディアムタイヤを履いて最初の走行だった」

「半ばから出口にかけてクルマは落ち着いたけれど、コーナーの入り口に少し問題があることが分かった。それで、ロングランに向けて少しフロントウイングを足したら、確かに進歩できたという手応えを感じられたんだ。コーナー入り口のマシン安定性に関しては、まだ改善する必要がある。でも、その点は今夜検討できるよ。それと、明日に向けて天気予報から目が離せないね。日曜に向けてはなおさらだ」

■ヘイキ・コバライネン(フリー走行1回目16番手/フリー走行2回目出走せず)
「またクルマに戻れて、いい気分だったよ。それに、前回バルセロナで乗ったときから、どれだけ開発が進んだかが分かってうれしい。パッケージ全体としてバランスが良くなったし、ステアリングを握っていても、とにかく全体的にしっかり進歩している」

「良くなった点で、すぐに指摘できることがいくつかあるよ。全体的に乗り心地が改善した。縦揺れもずいぶん減ったし、特にフロントが良くなったね。逆に、今日ブレーキの安定性は良くない感じだった。でもそれは、フリー走行2回目にすぐ取り組めることだ」

「とにかく、クルマに乗る時間を増やせたし、引き続きチームの進歩に役立てたことを喜んでいるよ」

【写真】F1ベルギーGP金曜日(全30枚)

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