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ザウバー、シロトキンとドライバー契約を正式に締結

2013年08月23日(金)19:27 pm

セルゲイ・シロトキンが、ついにザウバーとの間で正式に2014年のドライバー契約を結んだ。

今週、シロトキンはスイスのヒンウィルにあるザウバーの本部を訪れたが、それまではシロトキンがザウバーのレースドライバーになることはロシアの企業体によるザウバー救済計画の一部をなすものの、単なる野心的希望でしかなかった。

だが、オーストリアの『Osterreich(エスターライヒ)』紙は、このほど正式な契約が結ばれ、それが現実になったと報じた。

『Osterreich(エスターライヒ)』は、その情報について、ザウバーのチーム代表であるモニシャ・カルテンボーンが、スパ・フランコルシャンにおいて22日(木)に認めたとしている。

また、ドイツの『Der Spiegel(デア・シュピーゲル)』もやはりベルギーから、「ザウバーは、17歳のロシア人、セルゲイ・シロトキンを契約下に置いた」との情報を発信している。

カルテンボーンによれば、現在ドイツ人ドライバーのニコ・ヒュルケンベルグとメキシコ人ドライバーのエステバン・グティエレスというラインアップを組んでいるザウバーとしては、まだ誰がシロトキンのチームメートになるかは決定をしていないという。

ヒュルケンベルグは、フェラーリのフェリペ・マッサの後任ドライバーとなるのではないかとのうわさがある一方、自身も「いくつかのチーム」と交渉をしていることを認めている。

だが、2014年にザウバーに残るという選択肢はもうないのか、と『Speedweek(スピードウィーク)』に尋ねられたヒュルケンベルグは次のように答えた。

「今日現在においては、どこも除外はしていないよ」

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