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ヒュルケンベルグ、フェラーリ移籍「準備OK」

2013年08月23日(金)10:23 am

2014年F1シーズンに向けてフェラーリから声がかかれば「準備はできている」。22日(木)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)はそのように宣言した。

それより前、ドイツ『Welt(ヴェルト)』紙は、フェラーリとヒュルケンベルグが交渉を開始したと報じた。

またイギリス『Guardian(ガーディアン)』紙は、フェラーリが今週末のF1第11戦ベルギーGP、さらに2週間後の第12戦イタリアGPの結果で、フェリペ・マッサの処遇を決めると伝えている。

こうしたうわさについて22日、スパ・フランコルシャンでイギリスのテレビ局『Sky(スカイ)』に質問されたヒュルケンベルグは、「いつでも心構えはできている」と語った。ちなみにヒュルケンベルグは今年、フォース・インディアからフェラーリのエンジン・ユーザーであるザウバーに移っている。

もっとも、ヒュルケンベルグの交渉相手はフェラーリだけではないという。「(フェラーリが)究極のF1シートとはいわないが、偉大な歴史を持つ大チームであるのは間違いない」

「現時点では、どのチームの可能性も排除しない。現にいくつか異なるチームと交渉し、選択肢を見極めているところだ。適切な時期を見計らって、自分の将来にとってベストと思われる決定を下すつもりだよ」と話すヒュルケンベルグ。

だが、2014年ドライバー市場の鍵を握るのは、ロータス、レッドブル、フェラーリといった3チームとの可能性が指摘されるキミ・ライコネン(ロータス)だとの声もある。

それでもドライバー市場についてヒュルケンベルグは、「必ずしもすべてが(ライコネンに)かかっているとは限らない」と、強気の姿勢を見せた。

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