現在ピレリのテストドライバーを務めているハイメ・アルグエルスアリが、ついに今シーズン限りでF1の世界を離れることになるかもしれない。
2011年限りでトロロッソのシートを失ったスペイン人ドライバーのアルグエルスアリは、『BBC』ラジオの共同解説者として、さらにF1公式タイヤサプライヤーであるピレリの中心的テストドライバーという形でF1との関係を維持している。
だが、母国スペインのスポーツ紙である『Marca(マルカ)』が、まだ23歳という若いアルグエルスアリについて、現在はアメリカの最高峰フォーミュラカー・シリーズへの転向を検討していると報じた。
『Marca(マルカ)』によれば、インディカー・シリーズへシャシーを供給しているダラーラが、アルグエルスアリをインディカーで走らせたいと熱望しており、インディカーで使用されているフォーミュラカー、DW12を用いて「2、3か月のうちに」テストを実施するための交渉に関わっているという。
また、『Marca(マルカ)』では、アルグエルスアリが移籍する可能性があるチームとして、同郷のスペイン人ドライバーであるオリオール・セルビアが今年数戦エントリーしたことのあるパンサー・レーシングの名前をあげている。