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メルセデスAMG、F1タイトル獲得はかなり難しい

2013年08月19日(月)9:18 am

レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコが、後半戦のライバルとしてメルセデスAMGをあげた。しかし、メルセデスAMGでは、タイトル獲得のチャンスはそれほどないだろうと考えているようだ。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』から、メルセデスAMGが2013年のタイトルを獲得することができるかと尋ねられたるニキ・ラウダ(メルセデスAMGの非常勤会長)は、簡潔に「ノー」と答え、さらに次のように続けた。

「レッドブルが依然として全体的に強さを発揮しているし、現在これだけのポイントをリードしている」

「理論上は我々にもチャンスはある。だが、現実的に考えれば、それはかなり難しいね」

それゆえ、現時点ではチームオーダーもない、とラウダは次のように続けた。

「我々は明確な立場をとっている。本当に重要な局面を迎えるまでは、すべての可能性を探るよ」

そう語ったラウダだが、劇的なルール変更となる2014年F1シーズンが近づきつつあるものの、メルセデスAMGではまだ2013年型車に対する開発を推し進めていることを認めている。

「1レースごとに我々はクルマを前進させている。だが、次の3レース(F1ベルギーGP/8月25日決勝、F1イタリアGP/9月8日決勝、F1シンガポールGP/9月22日決勝)が非常に重要になるだろう」

そう語ったラウダは、次のように続けた。

「いずれは、我々もどこに力を集中すべきかを考えることが必要になる。今はそれを出来るだけ先延ばしにしようとしているが、どこかの時点ではそうすべき時がくるだろう」

ラウダは、さらに、2013年型車であるW04を勝てるクルマとすることができたカギは、ピレリタイヤを理解することにあったと認め、次のように語った。

「我々は多くのことが理解できたが、まだすべてではない。現時点では70パーセントというところだね」

「シーズンが始まったころには何も理解できていなかったよ」

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