セルゲイ・シロトキンの2014年F1デビューに向けた準備が着々と進められているようだ。
ロシアの企業体によるザウバー救済に向けた契約が決裂したと報じられたが、ザウバーは先日、メディアの報道に対して強く反論。ロシアの新パートナーとの協力関係は「うまく進展している」と主張するとともに、「セルゲイ・シロトキンとの契約は実行に移されている」と語っていた。
そして、ロシアのメディアも、シロトキンが今週にはスイスを訪問し、「2014年に(ザウバーの)ドライバーとなるためのトレーニング・プログラムを開始する」というシロトキンのメディア向け広報の内容を報じている。
その中で、シロトキンのマネジャーは次のように付け加えている。
「8月20日(火)から22日(木)にかけて予定されている訪問の間、セルゲイはチームスタッフや、技術的装置、そしてザウバーのF1カーと慣れ親しむことになる」
ザウバーも、シロトキンの準備プログラムは本当に「恒例の夏休み期間の終了後」に開始されることになると認めている。