トロロッソのチーム代表フランツ・トストが、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタが2014年のドライバー候補だと認めた。ダ・コスタは数か月前、F1にステップアップする準備は整っていると自信を見せていた。
姉妹チームのレッドブルで走るマーク・ウェバーが来季、ル・マン24時間レースを含むWEC(世界耐久選手権)に活躍の場を移すことを受けて、トロロッソのドライバーのどちらかがレッドブルのドライバーに昇格する可能性がある。現時点でレッドブルはダニエル・リカルドをウェバーの後任候補に挙げているため、トロロッソはジャン-エリック・ベルニュのチーム残留を希望している。
トストはブラジルの『Totalrace(トータルレース)』に「アントニオ・フェリックス・ダ・コスタは候補者のひとりだ。しかし、まずはレッドブルの決定を待とう」と話し、こう続けた。
「レッドブルがダニエルを採用した場合に、トロロッソは空席を埋めるドライバーを選ぶことになる」
ダ・コスタはレッドブルの支援を受ける21歳のポルトガル人ドライバーで、現在はフォーミュラ・ルノー3.5シリーズに参戦している。