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ホンダ、新開発V6ターボを耐久レースWECに供給

2013年08月10日(土)1:51 am

ホンダの米国法人アメリカン・ホンダモーターのモータースポーツ部門HPD(ホンダ・パフォーマンス・デベロップメント)が、ル・マン24時間をシリーズに含む世界耐久選手権(WEC)の最高峰カテゴリーLMP1へ2014年からエンジンを供給すると発表した。

ホンダはこれまで、WECとアメリカン・ル・マン・シリーズへ自然吸気のV8エンジン「LM」を供給してきた。しかし2014年からは新ルールに対応したV6ターボエンジン「HR22T」を供給する。

HR22Tは、ホンダがインディカーへ供給している2.2リッターのV6ターボをベースに開発。これに、マニエッティ・マレリと共同開発のエネルギー回生システムを組み合わせることもできる。HPDのスティーブ・エリクセン副社長は、次のようにコメントしている。

「HPDとWECに参戦する我々のカスタマーチームにとって、興奮するような新プログラムだ。ワークスレベルのエンジン技術をプライベートチームへ供給することができる。小排気量の直噴ターボエンジンにエネルギー回生システムを搭載できるのは、挑戦しがいのある新LMP1ルールへ挑むプライベートチームにとって、洗練された技術的選択肢になる」

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