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フォース・インディア入りをねらうカラド

24歳のイギリス人ドライバー、ジェームス・カラドがF1の新人ドライバーに名を連ねようとしている。

F1界が夏休みに入る前、フォース・インディアのレースドライバーのひとり、エイドリアン・スーティルは、来季もチームに残るか定かではないと認めていた。

「準備が整ったら、まずはビジェイ（マリヤ／フォース・インディアのチーム代表）に話をするつもりさ」とF1ハンガリーGPで『Auto Motor und Sport（アウト・モートア・ウント・シュポルト）』に語っていた。

スーティルのチームメート、ポール・ディ・レスタ（フォース・インディア）も、ほかのチームへの移籍が取りざたされている。

同時に、GP2シリーズで上位につけているカラドが今季、フォース・インディアのリザーブドライバーに就くかもしれないとのうわさが浮上した。

『BBC』は、カラドが今シーズン終盤には金曜日の午前中に行われるフリー走行1回目を担当する可能性があると報じている。さらには、フォース・インディアの広報担当者も、この契約が成立する可能性が高いと認めている。

こうなると、スーティルもしくはディ・レスタの後任として、来季のシートを獲得することがカラドの次のステップになるだろう。

カラド自身も「フォース・インディアと交渉を行っていることは隠しようがない」とイギリスのTV局『Sky（スカイ）』に明かしている。

「今、僕のマネジャー、ニコラ・トッドがチームと交渉中なんだ。近いうち、実現する可能性は高いと思うよ」と述べた。