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F1ボス、ブラジルの若手フェリペ・ナスル支援を宣言

2013年08月06日(火)12:34 pm

1人のブラジル人F1ドライバーの将来が危ぶまれている中、別のブラジル人ドライバーが2014年にF1へ昇格を果たすことになるかもしれない。

ブラジルの『O Estado de S.Paulo(オ・エスタード・ジ・サンパウロ)』紙のリビオ・オリッキオ記者は、F1の下位カテゴリーであるGP2で活躍するブラジル人ドライバーのフェリペ・ナスルが来年F1にデビューすることになりそうだと書いた。

現在、GP2のランキング2位につけている20歳のナスルは、F1への昇格を果たすのも「それほど遠くない」と今年6月に認めていた。

そしてブラジルの『Globo(グローボ)』はここへきて、F1最高責任者であるバーニー・エクレストンが、ナスルに対して「私はここにいる。助言が欲しいときはいつでも声をあげてくれ」と語ったと報じた。

エクレストンは、「私はブラジル人ドライバーを必要としているんだ」と付け加えている。

現時点で唯一のブラジル人ドライバーであるフェリペ・マッサ(フェラーリ)は、もしフェラーリとの間に来シーズンの契約を結ぶことができなければ、そのままF1を引退することになるだろうとの見方を否定していない。

エクレストンはさらに、いくつかのF1チームがナスルに興味を示していることをほのめかし、次のように語った

「彼らと何度か話をしたんだが、彼(ナスル)がここ数年で大きく成長したことに誰もが非常に感心している」

しかし、ナスル本人は、自らの気を引き締めるようにこう語った。

「世界最高のモータースポーツに上りつめるという夢がかなうまで、もうあと少しのところまできている。でもそれは簡単なことじゃない」

「いい成績を残すことも重要だけれど、財政的支援も必要だからね」

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