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クリスマスも年末年始も働き詰め、F1関係者の夏休み

2013年08月06日(火)12:43 pm

働き詰めのF1関係者たちにとって、夏休みはほっと一息をつける、貴重なひとときである。

「(F1では)チームに対してかなり高いレベルの献身を求められる」と元トロロッソの技術責任者、ジョルジオ・アスカネリは話す。さらに、トップチーム以外の給料は、さほど良いわけではないと明かした。

また、「F1での生活は、自制の日々」とアスカネリはブラジル紙『O Estado de S.Paulo(オー・エスタード・ジ・ サンパウロ)』に語った。

F1ハンガリーGP(7月28日実施)からF1ベルギーGP(8月25日決勝)まで、およそ1ヶ月におよぶF1の夏休み期間のうち、ファクトリーを2週間閉鎖することが各チームに義務づけられている。

「もちろん、頭は休めないけれどね」とレッドブルのモータースポーツアドバイザー、ヘルムート・マルコは、『Salzburger Nachrichten(ザルツブルガー・ナッハリヒテン) 』紙に語った。

だが、少なくともこうした状況は、F1に携わるすべての人たちの張り詰めた緊張を解き放してくれる。

1月に新車発表が控えているため、クリスマスや年末年始でさえ「働き詰め」であると元フェラーリの広報担当者、ルカ・コラジャンニも認める。

それゆえに、8月の夏休みは、「F1に携わるすべての人が勝ち取ったもの」とトロロッソのスポーティングディレクター、スティーブ・ニールセンは話す。

レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーも、「みんながゆっくり休む機会を手にした」と付け加えた。

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